そうなんだ!音楽運動学® ID039 / 100
カテゴリー:肩・首
カードクエスト
肩の動きは1つの関節だけで起こる?
いいえ! 肩甲骨・鎖骨(さこつ)・上腕骨が複数の関節で協力します。
初心者向け説明
腕を上げるとき、上腕骨と肩甲骨の関節だけが動くのではありません。肩甲骨、鎖骨、胸郭の関係も変わり、肩全体で大きな可動域を作ります。
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この記事のテーマ:肩の動きは1つの関節だけで起こる?
身体の感覚だけでなく、実際の音や声で確かめます。
01 BEFORE
演奏前
いつもの構えで視線を譜面または楽器へ向け、首と肩の感覚を覚えます。
02 PLAY
演奏中
片腕を前からゆっくり上げます。反対の手を鎖骨に軽く置き、腕の高さに伴う小さな動きを感じます。痛みが出る高さまで上げません。肩を無理に押し下げたり固定したりする必要はありません。
03 LISTEN
演奏後
視線の移しやすさ、腕の届きやすさ、呼吸から一つを選んで比べます。
観察の焦点:記事の実験を行った後、実際の音や声へ戻り、感覚と結果の両方を確かめます。
変化が分からなくても構いません。痛み、しびれ、めまい、息苦しさ、強い違和感がある場合は中止し、症状が続くときは医療専門職へご相談ください。
安全上の注意
痛み、しびれ、めまい、息苦しさがあれば中止します。無理に動かさず、この実験を診断や治療の代わりにしないでください。
音楽演奏とのつながり
高い音域や遠い位置へ手を運ぶ演奏では、腕だけを持ち上げるより肩甲帯全体が協調する方が自然です。首をすくめ続けないようにします。
医学用語で深掘り
肩複合体には肩甲上腕関節、胸鎖関節、肩鎖関節、機能的な肩甲胸郭関節が含まれます。このうち上腕骨の挙上と肩甲骨の回旋の協調を肩甲上腕リズムと呼びます。鎖骨の動きもこれを支えます。
参考資料
Three-dimensional clavicular motion during arm elevation: reliability and descriptive data(横断的3D運動計測/抄録確認)
OpenStax Anatomy and Physiology 2e — 8-1-the-pectoral-girdle(解剖生理学教科書/本文確認)