そうなんだ!音楽運動学® ID081 / 100
カテゴリー:呼吸・声
カードクエスト
鼻は空気の通り道の役割だけ?
いいえ! 空気を温めて湿らせるほかに、鼻側への通路が開くと声の響きにも関わります。
初心者向け説明
鼻腔は吸気を温め、湿らせ、異物を捉える働きを持ちます。発声時には、鼻咽腔が開いて鼻腔と声道が音響的につながると、鼻腔が音色に影響します。
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この記事のテーマ:鼻は空気の通り道の役割だけ?
身体の感覚だけでなく、実際の音や声で確かめます。
01 BEFORE
演奏前
短い音または声をいつも通り出し、始まり・長さ・響きを覚えます。
02 PLAY
演奏中
無理のない声で「マ」と「バ」を交互に言い、鼻周辺の振動の違いを観察します。鼻を強くつまみません。
03 LISTEN
演奏後
音の始まり、持続、響き、喉の負担感から一つを選んで比べます。
観察の焦点:記事の実験を行った後、実際の音や声へ戻り、感覚と結果の両方を確かめます。
変化が分からなくても構いません。痛み、しびれ、めまい、息苦しさ、強い違和感がある場合は中止し、症状が続くときは医療専門職へご相談ください。
安全上の注意
痛み、しびれ、めまい、息苦しさがあれば中止します。無理に動かさず、診断や治療の代わりにしないでください。
音楽演奏とのつながり
鼻腔共鳴は音量を増やす技法ではなく、軟口蓋や咽頭を含む声道全体の音響特性の一部です。
医学用語で深掘り
鼻粘膜の豊富な血流と表面積が吸気調整に関与します。鼻咽腔が開く条件では、鼻腔・副鼻腔が声道の分岐共鳴系として関わります。
参考資料
[Warming inhaled air in the nose](生理測定原著/健康成人15人)。鼻内温度測定。加温を直接支持。共鳴・ろ過は評価していない。[抄録を確認/全文未確認]
[Endonasal temperature and humidity profile after exposure to various climate-controlled inspiratory air](生理測定原著/健康成人15人)。鼻内湿度・温度を測定。加湿を支持。[抄録を確認/全文未確認]
Experimental findings on the nasal tract resonator in singing(CT由来音響模型実験/バリトン1人の形態に基づく模型)。鼻咽腔開放に伴う共鳴・反共鳴を検証。歌唱法の臨床有効性ではない。[抄録を確認/全文未確認]
Spectrum Effects of a Velopharyngeal Opening in Singing(歌唱音響実験/クラシック歌手8人)。鼻咽腔開口条件の違いを測定。音響影響は条件付き。[抄録を確認/全文未確認]