そうなんだ!音楽運動学® ID033 / 100
カテゴリー:呼吸・声
カードクエスト
息を吸うと横隔膜は上がる?
いいえ! 横隔膜は収縮し、主に下方へ動きます。
初心者向け説明
息を吸うと横隔膜は収縮し、ドーム状の形が低くなります。胸の中の容積が増え、外から空気が入ります。体内では前だけでなく後方や側方にも変化が起こります。
30秒から60秒の身体実験
楽な姿勢で下位肋骨の横と背中側に手を当て、静かに2〜3回呼吸します。お腹を大きく押し出さず、手の下の広がりを観察します。手で感じる動きは、横隔膜そのものの位置や機能を直接測ったものではありません。
安全上の注意
痛み、しびれ、めまい、息苦しさがあれば中止します。無理に動かさず、この実験を診断や治療の代わりにしないでください。
音楽演奏とのつながり
歌唱や管楽器では、横隔膜を直接感じて操作するというより、胸郭と腹部の協調を整えることが実用的です。吸気で肩だけを持ち上げないようにします。
医学用語で深掘り
横隔膜は吸気の主要筋です。収縮すると腱中心が尾側へ移動し、胸腔容積が増えます。「後ろ下」は全員に共通する横隔膜の移動方向ではなく、実際の形態変化は三次元的です。
参考資料
In Vivo 3D Analysis of Thoracic Kinematics: Changes in Size and Shape During Breathing and Their Implications for Respiratory Function in Recent Humans and Fossil Hominins(最大呼吸CT形態計測/本文確認)
OpenStax Anatomy and Physiology 2e — 22-3-the-process-of-breathing(解剖生理学教科書/本文確認)