そうなんだ!音楽運動学®
ID022
カテゴリー|腕・肘
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カードクエスト
いいえ! 肘側と手首側の関節が協調して前腕を回し、手のひらの向きを変えます。
初心者向け説明
肘の周辺には、曲げ伸ばしを担う腕尺関節と腕橈関節に加え、前腕を回す近位橈尺関節があります。
手のひらを上へ向ける回外、下へ向ける回内では、橈骨が尺骨に対して回転します。遠位橈尺関節も協力し、動きは肘から手首までの前腕全体で起こります。
したがって肘は一つの蝶番だけではなく、複数の関節がまとまって働く領域です。
30秒から60秒の身体実験
肘を固定して前腕の回転を観察する
- 椅子に座り、肘を約90度に曲げて体側へ軽く寄せます。
- 手のひらを上へ向け、次にゆっくり下へ向けます。
- 上腕が大きく動かない範囲で、親指側の骨が回る感覚を観察します。
- 痛みのない小さな範囲で3回ほど繰り返します。
安全上の注意
肘や手首に痛み、術後の制限、しびれがある場合は行わないでください。可動域の終わりまで強くひねらないでください。
音楽演奏とのつながり
弓の返し、スティック操作、鍵盤での手の向きの変化には前腕の回内・回外が関わります。
手首だけで向きを変えようとせず、肘から先全体の回転を使うと動作を分散できます。
医学用語で深掘り
肘関節複合体
腕尺関節、腕橈関節、近位橈尺関節が共通の関節包内にあります。
回内・回外
橈骨頭は近位で回転し、遠位では橈骨が尺骨の周囲を回ります。近位と遠位の橈尺関節が連動します。
運動計測
三次元計測では肘屈曲伸展と前腕回内回外を別の回転として扱い、モデルの選択で推定値が変わることも示されています。
参考資料
- Comparison of methods for elbow and forearm kinematics
- [In vivo study of kinematics of the elbow using electromagnetic goniometer]
カードクエスト
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このカードは「腕・肘」カテゴリーの22枚目です。
カードを集めながら、演奏や発声に関わる身体のしくみを少しずつ深掘りできます。